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ふじの里山くらぶからのお知らせ

2017/09/06 更新 

里山通信18号

毎年、横浜国立大学のご指導で実施している好評の「ふじの里山古民家ツアー」です。神奈川県、相模原市最北の地・藤野の豊かな自然とそこで営まれる生活、古民家や神社等見学していただき、併せて郷土芸能、郷土料理をご堪能ください。

と き

平成29年9月24日(日) 9:00~16:20(予定)
*雨天決行

コース

藤野中央公民館 → 牧野八幡神社 → やまなみ温泉(お土産・トイレ)→ 神原家長屋門 → 日連神社(昼食・お囃子) → 小原本陣と町並み → 吉野宿ふじや → 藤野中央公民館

講 師

横浜国立大学教授 大野 敏 先生 横浜国立大学 大学院生 数名

ご旅行代金

一人5,000円(当日、現金で集金させていただきます。)

定員

60名 (最少催行人員 40名)

ご旅行条件

◎旅行代金に含まれるもの:旅行日程に明示した運送機関の運賃・昼食代・資料等
◎お客様による旅行契約の解除、払戻し
旅行契約成立後、お客様のご都合で契約を解除されるときは、次の金額の取消料を申し受けます。

取 消 料
旅行出発日の前日から起算して4日前まで 旅行出発日の前日 旅行出発日の当日 旅行開始後の解除
又は無連絡不参加
旅行代金の30% 旅行代金の40% 旅行代金の50% 旅行代金の100%

◎特別補償 当社旅行業約款の特別補償規定で定めるところにより、お客様が旅行参加中に急激かつ偶然な外来の事故により、
その生命、身体又は手荷物の上に被られた一定の損害について、予め定める額の死亡補償金、後遺障害補償金、入院見舞金、
通院見舞金、および携行品損害補償金を支払います。
◎当日は、添乗員は同行しませんがイベント企画事業者〝NPO法人ふじの里山くらぶの係員が同行案内を致します。
◎お客様の個人情報の取り扱いについては、旅行及び当社の各種サービスのみに利用させていただきます。
◎利用バス会社「つばめ観光バス株式会社」又は同等クラス

【旅行企画・実施 お申込み先】

つばめ観光バス(株) (相模原市緑区若柳1476-1)
神奈川県知事登録旅行業第2-481号 一般社団法人全国旅行業協会正会員 国内旅行業務取扱管理者 所谷 茂
電話042(685)1307 FAX042(685)1766(受付時間:月~金9:00~17:00)
E-Mail:info@tsubame-kanko.co.jp
申込方法:氏名・住所・電話番号を電話またはFAX・メールで上記旅行会社へお申込み下さい。
*申込み〆切り 9月20日(水) (定員になり次第〆切ります)

イベント企画・問合せ先

NPO法人ふじの里山くらぶ
相模原市緑区小渕1698-1  電話・FAX042(686)6750
協 力 : 横浜国立大学    相模原市建築・住まい政策課    小原宿活性化会議
       藤野囃子連合会    藤野観光協会    藤野商工会

地域ネットワークづくりのために
「あすの牧郷をつくる会」探訪記

 去る5月18日夜、発足11年目の「あすの牧郷をつくる会」を訪問しました。牧郷小学校統合に伴い、当時のPTA活動を踏襲し、廃品回収、旧牧郷小環境整備、防災、どんど焼き等、多彩な事業を展開。とりわけ収穫祭はすっかり有名となり、出演グループは毎年「ただいま~」とやってきて、夜の「反省会」になだれこむのだとか。おかげて、移住希望者も出ているそうです。

悩みは、いずこも同じ。後継者がいないことだとか。「でも、俺たちが元気なうちは楽しく続けるよな」と、どこまでも明るく前向きなオジサンたちでした。(記:宮内)

「気候変動の藤野学」第3ステージへ
1、はじめに

米海洋大気局(NOAA)の報告によると、昨年地球は観測史上最も暑かったとのこと、3年連続で記録更新です。迷走する台風、頻発する何十年に1回の集中豪雨など、気候変動と思われる現象はいたる所で現れています。

私どもふじの里山くらぶはこのような状況下、気候変動の影響がこの藤野にてどのような影響を私たちに与えるかを検証し、対応策を考え、まちづくりにも活かしていきたいと考えました。前号につづいて法政大学の白井信雄先生のご指導のもと、「気候変動の藤野学」の活動について報告いたします。

2、これまでの活動内容
① 第一ステージ 影響事例調査(2016年3月~5月)

まず、3月に気候変動への適応について学んだ参加者に対し、気候変動影響事例のアンケート調査を実施。その結果、10名から43事例が報告されました。これを受けて、5月に地域における気候変動に関する影響事例について、その結果を場所、年代、影響分野別に整理しました。

② 第二ステージ 全3回のワークショップ実施(2016年11月~2017年3月)

気候変動の影響と考えられる事例を「重大性」「緊急性」「確実性」の3つの視点より議論。その結果適応策を検討すべき優先度の高い影響項目として、「集中豪雨による土砂流、鉄砲水、沢の崩壊」「鳥獣被害による耕作放棄等」「猛暑による健康維持の難しさ」の3つに絞り込みました。
そして、その項目ごとに「個人で行うこと」、「みんなで行うこと」という視点から、対策を考えました。

〇「個人で行うこと」①普段から災害への備えをし、危険個所を把握しておく等②鳥獣の習性を知る、えさとなるようなものを放置しない等③普段から健康管理に注意する、日中の外出を控える等が出されました。

〇「みんなで行うこと」①危険個所の点検整備、自治会等での防災訓練、川や水路の状況を話題にする等②鳥獣被害の情報交換、森林の管理を協同で実施等③近所のコミュニケーションを良くする④日中涼しく過ごせる場所の開設、緑を生かしたまちづくり等が挙げられました。

〇「今後取り組みたいこと」①活動報告会等の情報普及活動②鳥獣被害等の諸問題についての行政との意見交換③地域での定点観測やモニタリング等の調査活動④藤野という特性を生かした生活や健康対策等があげられました。そして、多くの参加者が「気候変動の藤野学」の取り組みを続けていきたいということでした。

3、本年度の活動プラン「第三ステージ」
① 法政大学との共催、相模原市の後援で「気候変動について」のシンポジウムを開催予定

開催日:2017年11月19日(日)13:00~
会場:藤野商工会館大会議室
コーディネーター:白井信雄氏(法政大学サスティナビリティ研究所教授)
内容:基調講演:岩谷忠幸氏(気象キャスター)
パネラー:相模原市環境政策課等5団体予定
お問い合わせ、申し込み:NPO法人ふじの里山くらぶ  電話042-686-6750

② 影響マップ作成

シンポジウム開催を受けて、3つの優先課題について、専門家を招き、ワーキングで学習と調査。そこで、鳥獣被害の出没マップづくりや水害・土砂災害マップづくり、熱中症対策要援護者マップづくり等予定しています。
また、これまで同様大勢の方々の積極的な参加お願いいたします。

盛況だった「藤野の養蚕」展

ふじの里山くらぶが、相模原市立博物館から委託を受けて7月15日(日)から8月27日(日)まで、吉野宿ふじやで「藤野の養蚕」展を開催しました。主な内容を紹介します。

~主な展示物の内容~
  • 藤野の養蚕のはじまり

    蚕山平(佐野川)の石碑の紹介、江戸時代澤井村明細帳からの引用、八王子と上野原の市の紹介(横山宿は4の日、八日宿は8の日、上野原宿は1と16の日に市があった)。

  • 養蚕のあらまし
    種紙→掃き立て→止め蚕→桑やり→五齢→上蔟→繭づくり→繭かき
    養蚕は桑取り、桑やり等家族ぐるみで取り組む大変忙しい仕事だった。子どもも桑畑の草取りなどに駆り出されたという。
  • 蔟(まぶし)の推移
    蚕が繭を作る蔟は、①木の枝、②藁を折っただけの物、③藁をV字に編んだもの、④厚紙で四角に仕切ったもの、と推移しそれぞれ実物を展示した。
  • 桑の葉の種類
    桑の葉には山桑系、唐山桑系、魯桑系とあり、100種類を超えるという。「春日」という桑の葉は長さ約30cm、幅約23cmの大きなものである。これらの主な桑の葉の標本を展示した。
  • 人々の願い
    養蚕をしなくなって何十年もたっているのに今でもなお行われている「蚕影神社」のまつり、いろいろな神社で発行していたお札、津久井『雲居寺』の笊市等の紹介。
  • 藤野の内織(うちおり)
    藤野で織られた「道行コート」「梅模様の小紋」「縦縞の男性用 着物」「矢絣の着物」などを紹介。「お宮参りの引掛け着物」は、親子3代に渡って使われているという文章も展示。
  • 機織りの話
    藤野の機織りについて写真と解説。
  • 養蚕の文献コピー
    「養蚕秘寶集」「秋蚕飼育寶集」「蚕種催青法」などコピーで紹介。
  • 織物工業小組合第十六工場
    牧野にあった第十六工場に伝わる「織物独習篇」「甲斐絹色染法」「染色標本」「染色法講義」などの文献の紹介。
  • 養蚕百句
      藤野で養蚕をされた森久保弘明氏の句集「養蚕百句」の紹介。
  • 繭玉かざり
    お正月の繭玉飾り、1月14日の「どんど焼き」で焼いたお団子を食べると五年中風邪をひかないと伝えられた。
  • 表彰状
    長年養蚕向上のために勤務され技術優良の表彰状の紹介。
〇繭のクラフト体験

繭からの糸取り体験や繭人形作りに親子連れが大勢見えた。

夏休みの思い出になったか。

〇養蚕についてのお話を聞く会

7月29日(土)講師:山口千三さん、中村百代さん

8月20日(日)講師:菊地原稔さん、守屋博文さん

今回の展示で、日本の歴史を支えた養蚕について多くの人たちに紹介できました。
アンケートの結果等次号でより詳しくお知らせいたします。