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ふじの里山くらぶからのお知らせ

2017/06/10 更新 

気候変動の藤野学3回のワークショップ結果

気候変動の藤野学』第2ステージの報告
~住民参加型の日本最先端の取り組みを藤野にて展開!~

<はじめに>

 ふじの里山くらぶは、昨今のいわゆる気候変動(地球温暖化)の影響がこの藤野にてどのような影響を私たちに与えているのかを検証し、対応策を考え、まちづくりにも活かしていきたいと考えました。

そこで、法政大学サスティナビリティ研究所の白井信雄先生のご指導のもと、『気候変動の藤野学』の活動に取り組んでまいりました。この全3回にわたるワークショップの成果について報告をさせていただきます。

<新たな段階(第2ステージ)への取り組み>

1回目のワークショップ
ふじの里山くらぶでは既に昨年3~5月にかけて住民参加型で藤野地区の気候変動調査活動を実施していた経緯があります。この取組も、新たな第二ステージの段階に進み、11月13日(日)開催の第1回ワークショップ(15名参加)では、まず白井先生よりこれまでの取り組み及び気候変動の地元学の主旨についてプレゼンテーションをしていただきました。

次にそれを受けて「重大性」「緊急性」「確実性」の3つの視点より、気候変動の影響と思われる事例を参加者のみなさんから出していただきました。

主な事例としては、「集中豪雨による土砂災害や沢の崩壊、保水力低下による増水」「夏の猛暑、冬の豪雪」「いのしし・鹿・猿等による農作物への被害」「鳥獣被害による耕作放棄、稲作の時期のずれ、干し柿の不作」「近隣への熊の出没、ヤマビルによる被害」等が報告されました。

2回目のワークショップ
気候変動の藤野学事務局は、それらの事例を重大性、緊急性、確実性の3つの側面で評価し、環境影響評価表のたたき台を作成致しました。

1月22日(日)開催の第2回ワークショップ(13名参加)では、これについて意見を出し合い、適応策を検討すべき優先度が高い影響項目として「1.集中豪雨による土砂流、鉄砲水、沢の崩壊」「2.鳥獣被害による耕作放棄等」「3.猛暑による健康維持の難しさ」の3つに絞り込みました。

さらに、これらの影響項目について採り得るアクションを「個人で行うこと」、「みんなで行うこと」という視点から対策を考えました。

3回目のワークショップ
気候変動の藤野学事務局は、前回のワークショップの成果をもとに気候変動への適応行動指針のたたき台を作成及び提示しました。これをもとに、前回3つに絞った優先度の高い影響項目ごとに前回よりさらに進んだ議論を展開し、対策、アクションプラン、行政への要望等意見を出し合いました。

また、今後取り組みたいことをあげていただいたところ、「今回の取り組みの活動報告会等の情報普及活動」「鳥獣被害等の諸問題についての行政との意見交換」「地域での定点観測やモニタリング等の調査活動」「藤野という特性を生かした生活や健康対策」等があげられました。そして、多くの参加者が気候変動の藤野学の取り組みをこれからも続けていきたいという、参加者の熱心な要望が強く印象に残りました。

<第3ステージに向けて>

気候変動の地元学の取り組みは既にいくつかの自治体で行政主導での取組実績はあるのですが、住民参加型での取り組みは藤野が初めてとのことです。その意味においてまさに日本最先端の取り組みがこの藤野において展開されたことになります。

今回の3回にわたるワークショップに参加して感じたのは、参加した住民のみなさんの意識がかなり高く、さらにこれまで気づかなかった多くの視点が出されたことです。次は実際に行動に移す段階になります。

ふじの里山くらぶは、法政大学の白井先生の指導のもと第3ステージの具体案を現在検討中です。具体的な活動内容及び日程等が決定次第この「ふじの里山通信」及びホームページ等でお知らせする予定です。

どうぞご期待ください。みなさんの参加をお待ちしております。