第3ステージ<テーマ実践>

いよいよ最終的な段階として実践のステージに移行することになった。それまでも参加者数は15名前後であり、あくまでも少数の有志による自発的な動きという流れに沿って、自分たちでやれることを中心に考えていくことにした。
例えば、雨量について外部情報だけに頼らず、自家製の雨量計を置いて自宅まわりの雨量と環境変化にどんな相関があるかを継続的にウォッチしているメンバーにならって同様の取り組みをしてみる。あるいは、ハザードマップを持っているだけでなく、実際にどのように活用すればよいのかについて市から担当者を招いた勉強会も実施した。

<ふじの里山くらぶ会報より>

このように身の丈に合わせた地道な活動をスローペースで少しずつやってきており、その方向性に間違いはないように思われた。これらの活動をまさに無力化するかのような出来事がその先に待ち構えていることは知る由もなかった。

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