2ヶ月おきに開催される講座(大地の再生 関東甲信越 の講師による実践)のあいまの月は、講座で学んだことを現地で復習・練習してみる作業DAYを開催しています。
その作業DAYを7月24日㈯にいつものCoToLiの森で開催しましたので、作業レポートにまとめました。
6月19日㈯に開催された講座レポートはこちらをご覧ください。
風の草刈り
6月の講座で風の草刈りを行った場所ですが、1ヶ月でだいぶ草が伸びていたので、あらためて風の草刈りをしました。2月までの何も手つかずの状態と異なり、風が通る道ができていて実際に山の上からの風を感じられたり、全体的に動きのある見た目に変わってきた感じがします。
柵(シガラミ)と水脈の補修
今まで作ったシガラミと水脈は、斜面の上から水とともに流れ落ちてくる土をちゃんと受け止めてくれていましたが、一部枝木の組み方が緩くなっていたり崩れていたりしたものがありました。
今回、広葉樹の枝木を調達してきたので、これらをシガラミや水脈に混ぜ込むことで多様な状態へと変化させていきます。
スギの皮と枝木に埋もれていた地面の再生
皮むき間伐したスギの皮と枝木が数cmに渡って溜められていた地面(斜面)の再生にも着手。踏んでみるとフカフカしていた場所でしたが、皮と枝木が発酵していた状態で、土の地面は数cm下に埋もれていました。
斜面全体を覆っていたスギの皮などを全て取り除いて、本来の地面であったところを陽のあたる状態にし、水脈とシガラミを作り、地面全体に落ち葉を敷いてみました。皮を取り除く前と後だけで見違えるような状態になりましたが、これが更に1ヶ月後にどんな表情になっているのか、今から楽しみです。
番外編
1日を通して気温が高く陽も照っていたので、短時間の作業にして休憩をこまめに取りました。
岩清水が湧き出ていたので、作業前後にありがたくいただきましたが、冷たくまろやかで美味しい水でした。
昼食では、畑で採れたじゃがいもを焚き火でホイル焼きにしたものをみんなで食べ、デザートではマシュマロを焼く。「これは次回以降もやりたいね!」と好評でした。
次回は森の再生講座、8月21日㈯ 開催です。イベント詳細が決まり次第、HPやFacebookページにてお知らせします。