8月は作業デー。
講師を招いての講座形式ではなく、講座で学んだことを実践して経験値を積む自主練として、また「どんな作業なのか」ひとまず体験していただく機会として活用いただいています。
今回は↓の作業を行いましたので、当日の様子をレポートします。
- 駐車場の草刈り(風の草刈り)
- 山の広場の草刈り(同上)
- 人の通り道の整備(土留め作り)
駐車場の草刈り
いつも集合・解散場所として利用している駐車場の草が伸びてきており、山主さんからも依頼を受け、まずは駐車場で『風の草刈り』からスタート。
>>『風の草刈り』の詳細はこちらをご覧ください
(講座講師をお願いしている藤井麻紀子さんのWEBサイト)
夏場なので気持ち深めに、駐車場全体を40分くらいかけて行いました。
6月の作業デーにて、雨のたびに大きな水溜りができる部分へ水の通り道を作り、窪みを平すために炭と落ち葉を撒いておいたところから、草が生えてきました。(当時のレポートは↓ご覧ください)
>>【レポート】6月11日(土) 風の森学び舎〜風と水の流れる森づくり
ちゃんと水と空気が動き、大地の環境が変わってきているんですね。
また当時、駐車場の端に点穴を作り、水を縦に浸透させていくことにも取り組みました。
他の場所と比較して、この点穴付近は草がよく茂っており。
これも水や空気が動くようになり、植物にとってよい環境に変わっているからなのかもしれません。
人の通り道整備
山に入ってからは、広場全体に10分くらい風の草刈りを行い、本日のメインイベントへ。
斜面に沿ってある通り道の、土留めを用いた整備。
7月の講座終了後、講師の藤井さん(HERBE / 大地の再生 関東甲信越)から作業依頼として受けていたものとなります。
下の段から上がるときに使われている道でもあり、人の上がり下がりで踏み固められ、雨の度に斜面を泥水が流れ落ちてしまう状態。
ここに土留めを入れて、泥水の流れを止めるとともに、人が安全に通りやすい状態にします。
これまでの講座で学んだことを思い出しつつ、段切り→炭→枝木で柵を組み込んでいきます。
同日開催『木陰の植物観察会』参加者も加わって仕上げます。
1時間くらいの作業で完成しました!
作業後の1枚。
自分たちで考えながら、まずやってみる。
やってみて初めてわかることを積み上げながら、視点や技術を高めていければよいと思います。
そして、、この場所が半年、1年と時間の経過でどのような変化をしていくのか?
今後の楽しみになりました。
次回は講座形式で、9月25日(日)に開催します。
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