[レポート] 9/16(日) 風の森学び舎〜人が行き交う里山づくり

風森作業DAY、佐野川(神奈川県相模原市緑区)の上岩地区で実施しました。

2ヶ月前(2023年7月15日)に大地の再生講座を行って以降、この場所では2度目の作業となります。

まずは7月に作業した場所を確認。

道路から沢に至る法面と、擁壁の際に点穴を入れた場所のメンテナンスに着手しました。

擁壁の際に点穴を入れて2ヶ月経過した状態
擁壁の際に点穴を入れて2ヶ月経過した状態

沢に向かって風が通るように、草刈鎌で開いていきます。

法面で風の草刈り

20分ほどでひと通りできました。

擁壁の際で風の草刈り後
長い棒は点穴の位置を示しています

軽く休憩を取り、藪化している場所の確認に行きながら今後の作業計画を協議しました。

こちらは大きなキウイフルーツがあるところ。

大きな塊に見えるものすべてがキウイフルーツ
大きな塊に見えるものすべてがキウイフルーツ

手入れを行える人がいないため、キウイがどこに生えているのかわからないくらい草で覆われています。

ここは収穫&剪定を兼ねて、12月の作業DAYで行うことにしました。

場所を移動して、もともと畑だった放棄地を視察。

篠竹で覆われています
篠竹で鬱蒼としています

道路に近い法面は住民の方々が草刈りをしているようですが、上の方は篠竹が群生して手がつけられない状態とのこと。

風が通るように開いたり、斜面に点穴を入れたりしてどうなるか様子を見れればと思います。

ここは冬のあいだに実施する予定です。

こちらは茶畑。

手入れが間に合わず放棄予定だった茶畑
手入れが間に合わず放棄予定だった茶畑

ここも手入れが追いつかず、茶の木は生きていますが草に覆われている状況。

今冬に茶の木をすべて取り出して更地にする予定だったようですが、大地の再生の手法を取り入れた『茶畑の再生実験』の場として適当なため、今後、風森の活動の中で手入れさせていただくことになりました。

10月の作業DAY(2023年10月14日予定)で手入れを開始します。

作業場所の計画もまとまり、法政大学生さんが育てている茶畑に移動。

茶の木の間に草が茂っています
茶の木の間に草が茂っています

茶の木の間に生えた草を風の草刈りで手入れしました。

茶畑で風の草刈り

本日の最後の作業は、人の集う場所として活用を検討している場所の手入れです。

入り口にある庭木がボサボサ
入り口にある庭木がボサボサ

草刈り、剪定、移植ゴテの点穴を行いました。

草刈りと剪定作業中

向こう側が見えるようになりました。

作業後

画像右側は隣の住宅との境となっており、目通しをよくするとプライバシーが守れないとのことから、今回は軽く枝を抜く程度にしています。

今回の作業DAYはこれで完了。

家主さんからイチジクの赤ワイン煮と氷水を差し入れていただきました。

イチジクの赤ワイン煮
イチジクの赤ワイン煮

汗をかいたからだに、甘みが染み渡りました。

上岩地区の作業DAY、次回は2023年10月14日(土)です。

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