風森〜風と緑のフィールドづくり、今回は終日ふじのマレットゴルフ場での作業を行いました。
9時過ぎから雨が降り始めましたが、予定通りスタート。
西側コースの端に水脈を通す作業です。
事務所から西側コースに向かう途中、カシノナガキクイムシが穿入しフラスが出ている木と、ナラ枯れしてしまった木がありました。
こちらの枯れてしまった木はコースに隣接しているので、今後の処置を検討中とのこと。
西側の一番端にある登り斜面のコースは、大雨の度に川ができてコースが削られています。
もともとフラットだった地面がV字の形状になってしまったようです。
雨が降り出して20分ほど経過したところでしたが、この部分だけ水が染み出しています。
本日の作業場所はこちら。
仮説トイレがあり、日陰なので休憩場所として利用されているようですが、ジメジメしていて蚊がたくさん飛んでいます。
プレーヤーの歩行の邪魔にならない場所を選びながら、水脈を掘り、ところどころに点穴を入れていきました。
篠竹が群生しており、剣スコップで地面を掘ると細かい根が層のようになっていました。
5〜10センチほど掘ると土のみの層に変わりますが、この部分の土は水気がなくサラサラ。
表面は常に湿っぽいのに、中は乾いている=水が土中に浸透していないということ。
今回の水脈と点穴が、土中に水と空気を浸透させていくきっかけになれば良いです。
コース内で伐採された枝をしがらませながら水脈と点穴へ入れ込み、水脈のまわりは土が剥き出しのままにならないよう、コース内で刈り取られた草をグラウンドカバーに用いました。
トイレのまわりはこんな感じです。
水脈を作りながら、周囲の篠竹を刈って風通しの改善も行っています。
仕上がり後の風景は、どこかスッキリ、さっぱりとした印象に。
作業した人たちが一様にそんな感覚を持ちました。
本日の作業はこれで完了。
ふじのマレットゴルフ場の次回作業DAYは2023年9月28日(土)です。
水脈作りの続きと、コース内に無数の小さな点穴を入れていきたいと思います。