昨年(2023年)秋からコツコツと続けてきたゴルフコース西側、際の部分の水脈整備。
[レポート] 9/30(土) 風の森学び舎〜風と緑のフィールドづくり
風森〜風と緑のフィールドづくり、今回は終日ふじのマレットゴルフ場での作業を行いました。 9時過ぎから雨が降り始めましたが、予定通りスタート。 西側コースの端に水…
今回はその続きに着手しました。
まず、水脈を伸ばす方向の風通し改善から。
竹が繁茂していたので、目通しが効く程度に抜き、それらを水脈の資材として用いることにします。
風通し作業を行なったあとは、2チームに分かれて、水脈掘りと斜面地の小さな点穴づくりです。
斜面に沿ってコースが設計されており、斜面変換部分へ水脈や点穴を入れられればベストですが、プレーヤーの通行の妨げや怪我につながる恐れがあるためにこれらの処置ができず。
斜面に水が縦に浸透していくきっかけとして、グリグリと縦にあけれるだけ穴をあけ、そこに炭を入れていきました。
水脈は剣スコップとツルハシで手掘り。
蛇行させながら掘り進めます。
数メートル間隔で、ダブルスコップを使って点穴を掘り、竹炭→枝や竹の順に水脈へ敷き込んでいきました。
先日の雪で竹や枝がいたる所で折れており、従来はこれらはゴミとして廃棄されるか、山の斜面に投げ入れられてしまいますが、今回は水脈の資材としてほとんどのものを使うことができました。
作業前は乱雑な状態でしたが、水脈に敷き込むことで全体がスッキリと仕上がった感じです。
次回は3月8日(金)、風の剪定講座です。
大地の再生 関東甲信越の方を講師にお招きし、コース内の低中高木それぞれの剪定方法をレクチャーいただき、実践を通して学ぶ、講座形式のものとなります。