[レポート]3/2(土)風の森学び舎〜登山道を水脈と土留めでお手入れ

3月の小渕の山作業DAYは、前回に引き続き登山道の整備を行いました。

道具や資材を運び上げ、まずは作業現場の様子を確認します。

前回、斜面に土留めを入れたところ。

ここの斜面変換線に水脈を入れていきます。

作業開始前の登山道
作業開始前の登山道

落ち葉の下は土が少なく、細かい根が絡み合っており、剣スコップや三角ホーが刺さりにくい状態。

斜面も急な中、少しずつ溝を掘っていきました。

溝を掘ったあとは竹炭を撒いていきます
溝を掘ったあとは竹炭を撒いていきます

資材は周辺に落ちている枝と、周辺に繁茂している篠竹を利用。

水脈に資材を入れ込み
水脈に資材を入れ込み

今回は登山道の両サイドに水脈を掘り、カーブの弧の部分に点穴を入れてみました。

また、登山道のちょうど真ん中がV字に削れており、そこが雨のたびに地面を削っているように見えたので、斜めに溝切りをし、抵抗柵のように丸太を入れ、少し平らに均してみました。

作業後の登山道
作業後の登山道

作業で何度も往復したことで裸地となってしまったところにグランドカバーをして仕上げです。

今後の場の変化を見ていきたいと思います。

この水脈整備の傍ら、土がこぼれ落ちてきていたところに土留めを。

竹炭を作るときに焼いた焼き杭を使いました。

土留めの焼き杭打ち込み中!
土留めの焼き杭打ち込み中!

今回整備した場所をさらに上に登ったところは、両サイドが篠竹に覆われて鬱蒼とした状態。

篠竹が倒れかかってきています
篠竹が倒れかかってきています

作業時間が十分に取れなかったため、枯れていて手で折れるものを集め、全体的に風が通るように間引きをしました。

上から陽が差し込むようになりました
上から陽が差し込むようになりました

次回以降、手入れを続けていきたいと思います。

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