佐野川の作業DAY、これまで整備をしてきた竹林に隣接する沢の水脈改善を行いました。
作業前がこちら。
以前は水の流れる筋があったはずですが、両側の法面から土砂、岩、倒木があり詰まってしまっています。
上流に進むと砂防ダムがあり、この砂防ダムの両側の崩れが特に進行しているように感じました。
まずは倒木や竹を取り払うことから開始。
運び出しが難しいので、その場で火を焚き、消し炭にして法面の土留めの資材としてすべて利用しました。
砂防ダムの下には巨岩が転がり、これらを人力で移動。
移動させた岩の下からは水が湧き出てきました。
水の通り道を貢ぐわを使って作り、下流に向けて岩や石、落ち葉などを掻き分けながら、水の通り道を繋いでいきます。
上流から竹林の整備現場まで、水の道を繋ぐことができました。
今日はここで作業終了。
後日、雨が降った時に、沢として水が流れてくれることを期待します。
ランチタイムは、ピザとコーヒーを堪能。
いつも現場作業に入っているスタッフ数名が朝から準備をし、普段から佐野川の整備に関わっている人たちへ振舞っていただきました。
午後は昨年手入れをした茶畑で、1時間ほど風通し改善。
昨年は大きな力を使って開く必要がありましたが、今回はノコギリ鎌のみで手入れができ、メンテナンスの負担が軽くなったことを実感しました。