ふじのマレットゴルフ場の整備DAYです。
先月(4月)は風の剪定講座を開催し、場内の木々の風通し改善と、斜面地の通気通水浸透改善の土留めを作りました。
コース西側の水脈整備もおおかた完了していたので、今回はふじの幼稚園が建つコンクリート擁壁とコースの境界線に点穴を作り、水と空気が地中へ浸透し、呼吸がしやすくなるような改善処置を行いました。
枝木や竹は、コース内で間伐したものが大量にあるので、それらを利用。
また、間伐した竹を焼いて作った竹炭も利用。
その場にある材を循環させています。
2時間ほどの作業で境界線すべてに点穴を作ることができました。
昼食を挟んで、ゴルフ場から車で5分のところにある下川橋(甲州古道)へ移動。
1週間ほど前の強風で折れた木があるので、この木を使って、沢へ降りやすくするための土留め階段を作りました。
折れた木をステップに使う丸太、杭、柵用の枝木に分け、4段の土留め階段に仕上げ。
見た目の印象も変わり、今まで以上に沢へ降りやすい雰囲気になりました。
従来なら、このまま沢に放置されて薮化していくか、細かく切って処分されるものですが、その場の環境改善に用いることでどちらも生じません。
かたちを変えて循環させることができました。
倒木の処置、利活用の手段として有用な気がします。