[レポート]5/26(日)登山道と沢の手入れ

小渕の山は、登山道を山頂へ向けて上がりながら、法面の補強や、地中への通気通水浸透の改善処置を行っています。

今回も引き続き、登山道の水脈整備と土留め作りです。

落ち葉が厚く堆積していて地面がなかなか見えず
落ち葉が厚く堆積していて地面がなかなか見えず

登山道に横たわっている倒木や竹、篠竹をまとめて、斜面変換線に水脈を入れていきます。

落ち葉の堆積が分厚く、30cmくらい掘ってやっと地面が見える状況。

土中への浸透を促すため、土の色が変わるところまで(深さだいたい15-20cmくらい)溝を掘っていきました。

横断水脈
横断水脈

登山道を横断するように溝を掘り(横断水脈)、水が流れ落ちる側には点穴を作っています。

倒木を使って段の低いステップのようにし、勾配をなだらかにして歩きやすさも加えてみました。

できるだけ自然な状態を目指して仕上げ
できるだけ自然な状態を目指して仕上げ

水脈には、周辺で整理した枝木、竹、笹を利用。

土留めの杭は、節を抜いた竹を使い、地中と地上の空気が出入りしやすいようにしてみました。

土留めと水脈
土留めと水脈

広場の方は今年(2024年)に入ってから未整備だったので、全体的に風の草刈りを行いました。

3年かけて水脈整備、草の根を育てることをしてきたからなのか、全体的に落ち着いている印象。

柔らかい草で覆われていました
柔らかい草で覆われていました

他の空き地や畑では、5月以降の1ヶ月で腰や頭の高さまで草が茂っているので、この広場との状態の違いに参加者一同驚いていました。

登山道の入り口付近も、沢の周辺が草で覆われていたため、風を通しておきました。

登山道入り口の沢(作業後の写真撮り忘れました)
登山道入り口の沢(作業後の写真撮り忘れました)

沢の中に入ってみると、法面の竹が倒れ、また荒れてきていました。

竹や土砂で荒れている沢
竹や土砂で荒れている沢

このような状態になっているところは、至るところにあると思われます。

携われる人を増やし、このような詰まりを1箇所ずつ解消していければよいです。

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