今年の初めから始まった田んぼでのお米づくり活動。
無事に秋の収穫を終え、田んぼで育てたもち米を使って、餅つきで締めくくりました。
当日は運営メンバー、参加者、関係者を含む約20名が集まりました。
用意したもち米は10kg。
大正時代から使われているという臼を使用し、5回に分けてお餅をつきました。
お餅につける小豆やきなこ、辛味餅用の大根おろしは、運営メンバーが事前に準備。
もち米は前日から8時間以上浸水させ、当日に備えました。
餅つきの流れ
1. もち米を蒸す準備
もち米は濡らした布に包んで20分ほど蒸します。
蒸しあがる間に、杵を水に浸し、臼にも水を張っておきます。
蒸し上がる直前には臼の水を抜いて湿度を保ち、もち米がくっつかないように準備しました。
2. 練り作業
蒸し上がったもち米を臼に移し、「練り」を始めます。
この工程は「餅は練り八分」と言われるほど重要で、仕上がりを左右します。
腰を入れ、迅速かつ力強くもち米を潰し、滑らかになるまで練りました。
3. つき作業
もち米の粒感がなくなったら杵でつき始めます。
つき手と合いの手が息を合わせ、周囲の声援も加わりながら一体感の中で進められました。
つきたてのお餅を堪能
つきたてのお餅は、まず、そのままちぎって自由に味付けを楽しみました(あんこ、きなこ、大根おろし、ほうれん草の胡麻和え)。
2回目以降についたお餅はお雑煮に入れたり、のし餅にして持ち帰るなど、様々な形で堪能しました。
来年に向けた田んぼ作業もスタート
餅つきの傍ら、数名が田起こし作業も行いました。
来年の田植えに向けた準備がすでに始動しています。
年明け以降は田起こしを継続し、春先には代掻きや苗植えが予定されています。
田んぼのお米づくり活動は、参加者全員で作業を分担しながら進めていますので、興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください!