[レポート]24/12/02(日)お餅つきと田おこし

今年の初めから始まった田んぼでのお米づくり活動。

無事に秋の収穫を終え、田んぼで育てたもち米を使って、餅つきで締めくくりました。

当日は運営メンバー、参加者、関係者を含む約20名が集まりました。

用意したもち米は10kg。

大正時代から使われているという臼を使用し、5回に分けてお餅をつきました。

お餅につける小豆やきなこ、辛味餅用の大根おろしは、運営メンバーが事前に準備。

もち米は前日から8時間以上浸水させ、当日に備えました。

餅つきの流れ

1. もち米を蒸す準備

もち米は濡らした布に包んで20分ほど蒸します。

濡らした布の中にもち米を入れて蒸します
濡らした布の中にもち米を入れて蒸します

蒸しあがる間に、杵を水に浸し、臼にも水を張っておきます。

水で浸し、餅をついたあとはタワシできれいに洗い流しておきます
水で浸し、餅をついたあとはタワシできれいに洗い流しておきます

蒸し上がる直前には臼の水を抜いて湿度を保ち、もち米がくっつかないように準備しました。

臼に溜めておいた水を抜きます
臼に溜めておいた水を抜きます

2. 練り作業

蒸し上がったもち米を臼に移し、「練り」を始めます。

練り始め
練り始め

この工程は「餅は練り八分」と言われるほど重要で、仕上がりを左右します。

腰を入れて練り続けます
腰を入れて練り続けます

腰を入れ、迅速かつ力強くもち米を潰し、滑らかになるまで練りました。

蒸し用の炉と、足し湯用の炉、2つを用意
蒸し用の炉と、足し湯用の炉、2つを用意

3. つき作業

もち米の粒感がなくなったら杵でつき始めます。

つき手と合いの手が息を合わせ、周囲の声援も加わりながら一体感の中で進められました。

つきたてのお餅を堪能

つき立てのお餅を好みの味付けで堪能しました
つき立てのお餅を好みの味付けで堪能しました

つきたてのお餅は、まず、そのままちぎって自由に味付けを楽しみました(あんこ、きなこ、大根おろし、ほうれん草の胡麻和え)。

米粉をつけてのし餅作り
米粉をつけてのし餅作り

2回目以降についたお餅はお雑煮に入れたり、のし餅にして持ち帰るなど、様々な形で堪能しました。

包丁の切り口を大根につけてから餅を切るとくっつきにくくなります
包丁の切り口を大根につけてから餅を切るとくっつきにくくなります

来年に向けた田んぼ作業もスタート

餅つきの傍ら、数名が田起こし作業も行いました。

来年の田植えに向けた準備がすでに始動しています。

年明け以降は田起こしを継続し、春先には代掻きや苗植えが予定されています。

田んぼのお米づくり活動は、参加者全員で作業を分担しながら進めていますので、興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください!

シェアしてね
  • URLをコピーしました!