藤野で2026年1月31日(土)に開催されるイベント情報の紹介です。
第2回 藤野の歴史文化講座
主催:NPO法人ふじの里山くらぶ
天保の大飢饉による深刻な米不足は、甲州郡内地方の人びとの暮らしを直撃しました。
年貢は厳しく、食べる米にも困るなかで不満は高まり、やがて百姓一揆として噴き出します。
1836年、天保7年に起きた甲州一揆は、数万人規模ともいわれる江戸後期最大級の一揆でした。
この一揆は規模の大きさだけでなく、広がりにも特徴があります。
郡内地方から始まった動きは国中地方へと波及し、地域を越えた連帯を生みました。
米不足の中で買い占めを行い、暴利を得ていた商人たちに対する怒りが背景にあり、この一揆は大塩平八郎の乱にも影響を与えたとされています。
その中心人物が現在の上野原市、扇山ふもとの犬目宿に生まれた犬目兵助という人物です。
名もなき百姓でありながら、時代の矛盾に立ち向かい、多くの人びとを率いた存在でした。
その行動は、暮らしを守るための切実な選択だったことが古文書から読み取れます。
一揆後、兵助は追及を逃れ、長い逃亡生活に入ります。彼は各地を転々としながら、そろばんや算術を教えることで生計を立てました。
算術という知識が、追われる身の彼を支える武器となったのです。
そして兵助は、最終的に地元へと生還したと伝えられていて、上野原市にある宝勝寺に墓所を確認することができます。
江戸時代屈指の大規模一揆を率い、長い逃亡の果てに故郷へ戻るという波乱の人生を一緒に追いかけてみませんか?
今回の講座では、藤野古文書を読む会の長田正夫さんが、犬目兵助を中心に甲州一揆を立体的に読み解いていきます。
現存する古文書から見えてくるのは、遠い過去の出来事ではなく、私たちの足元につながる歴史です。
この物語に耳を傾けることで、地域の見え方が少し変わるかもしれません。
イベント詳細
- 日程
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2026年1月31日(土)13:30~15:00
- 場所
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藤野中央公民館 3階大会議室
神奈川県相模原市緑区小渕1992
- 参加費
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500円(資料代)
- 駐車場
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あり(※台数に限りがあるため、満車の際は近隣の駐車場をご利用ください)
- お申込み
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下記の申し込みフォームにて受付
