概要
10月17日㈰まで開催しておりました『小渕村の昔むかし展』では、多数の方にご来場いただきありがとうございました。
さて10月23日㈯からは、藤野地区(相模原市緑区吉野)にお住まいの絵本作家、西村繁男さん、いまきみちさん、にしむらあつこさんの絵本原画展示会を11月28日㈰まで開催させていただきます。
ご予約不要、入館無料ですので、お気軽にお立ち寄りください。
展示予定の原画
- 西村 繁男さん
『あからん』『おふろやさん』など - いまきみちさん
『すずめさんおはよう』『ヒコリみなみのしまにいく』など - にしむらあつこさん
『ゆうびんやさんのホネホネさん』『ぐぎがさんとふへほさん』など
作家プロフィール
西村 繁男
1947年、高知県に生まれる。中央大学商学部卒。セツモードセミナー卒。
藤野に住んで41年目、花と野菜が混在する、良くいえば自然あふれる畑を耕し40年、友人たちとの米作りは20年程。地元のアーティストとのイベント等に参加。
作品には、人々の生活を描いた絵本「おふろやさん」「やこうれっしゃ」「にちよういち」。ふかんで見た大型の絵本「絵で見る日本の歴史」「ぼくらの地球旅行」「絵で読む広島の原爆」。ナンセンスユーモア絵本「ぶらぶら婆さん」(作・馬淵公介)、「がたごとがたごと」「おばけ電車」(文・内田鱗太郎)、「あからん」などがある。
いまきみち
1944年、神戸市で生まれる。武蔵野美術大学商業デザイン卒。
藤野に住むようになって家庭文庫を始める。「ぶんぶん文庫」(自宅)から「どんぐり文庫」(岩崎宅車庫)へ、しばらく休んだ後に「どんぐり文庫」(吉野自治会館1F)を再開して14年、ボランティア7名で開催中。
1973年に初めて、絵本「あそぼうよのえほん」全3冊を出版。その後「なぞなぞ」シリーズ、「しりとり」シリーズ、「あがりめさがりめ」「とちのき」「なあんくくるん」を出版。刺繍で描いた絵本に「ヒコリ」シリーズ3冊、「蛸ラス」シリーズ3冊がある。「おとうさんといっしょに」は西村繁男との合作。
にしむらあつこ
1977年、東京国立市に生まれ、藤野で育つ。現在は世田谷在住。
文化服装学院で洋裁を学び、卒業後に絵本の制作をはじめる。
絵本は「ホネホネさん」シリーズ、「具戯画さん塗布へ穂さん」(文・岸田衿子)、「野をこえて」「みっこちゃん」、「サーカス」(詩・中原中也)、「おしゃれなのんのんさん」(作・風木一人)、「おさいふのかみさま」(作・刈田澄子)など多数。
挿し絵を描いた本として「おともださにナリマ小」(作・たかどのほうこ)、「かんじだいぼうけん」(作・宮下すずか)などがある。
日程
- 開催期間:2021年10月23日㈯ 〜 11月28日㈰
- 開館時間:10:00 〜 16:00
月曜日は休館です。
また、11月4日㈭、11月24日㈬も休館となりますのでご注意ください。 - 場所:吉野宿ふじや(入館無料)
- 相模原市緑区吉野214
- TEL:042-687-5022
事前のご予約やお申し込みは不要なので、開館時間中にお越しください。
また、常設展示品も数多くあります。藤野の歴史や文化を知る資料が多数展示されていますので、お気軽にお立ち寄りください。
- 主催:相模原市立博物館
- 協力:藤野観光協会、藤野商工会
- 企画・運営:特定非営利活動法人ふじの里山くらぶ
※新型コロナウイルス感染拡大のため、展示日程・内容など変更することがあります。また、入館の際は手の消毒・マスクの着用をお願いします。